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5/30 久保が情報機構 プラズモニック・メタマテリアルによる 機能性材料・デバイス技術について講義します。

'24.04.26

5月30日、久保が情報機構 プラズモニック・メタマテリアルによる 機能性材料・デバイス技術について講義します。https://johokiko.co.jp/seminar_chemical/AD240575.php

日時 2024年5月30日(木) 12:30-16:30

オンライン講義方式

1.プラズモニック・メタマテリアルの基礎
1)プラズモンとは

a) 局在型プラズモン
b) 伝搬型プラズモン
 2)プラズモニック・メタマテリアルの作製手法
a) ボトムアップ手法
・化学合成・調整
・ナノ粒子合成
b) トップダウン手法
・物理・化学的コーティング
・ドライエッチング法
・リソグラフィー法
・ナノインプリント法
c)プラズモニック・メタマテリアル作製における課題

2.プラズモニック・メタマテリアルによる光機能性材料・光電変換デバイス
1)実用化された、または今後実用化が期待される光機能性材料

a) 放射冷却材
b) プラズモニックナノプリンティング(セキュリティー向け応用展開)
 2) メタマテリアルによる光機能性材料・光電変換デバイスの設計指針
a) メタマテリアルの光学特性制御
b) メタマテリアルによる光電変換の特徴と効率制御
c) 光電変換デバイスへのメタマテリアル導入時の留意点
・光学的観点
・電気的観点
 3)光電変換デバイスへの応用展開
a) プラズモニック太陽電池
b) プラズモニック・メタマテリアル光検出器
・可視光検出
・赤外光検出(室温駆動・非冷却型)
・光熱電変換機構に基づく光検出器
・センサー展開
・イメージング素子
c) プラズモニック・メタマテリアル発光デバイス(LED・レーザー)
d) 世界におけるプラズモニック・メタマテリアル研究の動向

3.プラズモニック・メタマテリアルによる環境発電
1)環境発電の現状・課題

a) 環境発電の重要性
b) 一次エネルギーに占める未利用熱の割合
c) 熱電変換の駆動原理
b) 既存の熱電変換の課題
 2)メタマテリアル熱電変換技術
a) 均一な熱輻射環境における熱電発電
b) メタマテリアル熱電変換の原理
c) 実験実証とメタマテリアルの効果検証
 3)メタマテリアル非放射冷却機構
a) 放射冷却では冷却できない空間を冷却する技術
b) メタマテリアル環境冷却の原理
c) 環境発電と同時に環境冷却を実現するメタマテリアル熱電変換
 4)メタマテリアル熱電変換・環境冷却の将来展望
a) 駆動可能なIoT機器の例
b) カーボンニュートラル社会に求められる発電量
c) 様々な用途展開の可能性
d) メタマテリアル環境発電の課題

<質疑応答>